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2021.03.11 投資・資産運用

桐谷 広人さんで有名になった株主優待、本当にお得??注意すべきポイントとは

株主優待は本当にお得?

3月といえば、株式の配当や優待の権利を獲得できる時期です。3月28日時点(2021年)で保有している株式の配当金や優待が6月頃に受け取ることができます(企業によって異なります)。
株主優待制度は日本独自の制度で海外ではあまり見られません。
しかしながら、優待銘柄は根強い人気がありますよね。お米、ギフト、食事券、さまざまな特典が受け取れます。今回は株主優待目的で株式を購入する場合の注意点について話します。

400社の株主優待を受け取る桐谷広人さんとは?

株主優待の有名人といえば「桐谷広人さん」ですよね。

約400銘柄・時価数億円の株式を保有しており、株主優待特典を活用して普段の生活では現金をほとんど使わないというツワモノです。桐谷さんを参考にして、
「少額の投資でお米やギフト券、食事券が優待としてもらえるなら、ちょっと投資を始めてみようかな」と考えている人は多いのではないでしょうか?
優待目的で株式を購入することが「間違い」というわけではありませんが、これから話す注意点を踏まえて十分に検討していただければと思います。

株主優待銘柄の注意点とは?

結論から言うと、株主優待はあくまでも「オマケ」です。株主優待のみを目的として株式を購入することはオススメ致しません。

というのも株式は変動が大きい金融商品の筆頭です。企業決算が悪いと1ヶ月であっという間に30~40%ほど下落することなんてことが良くあります。

購入した株が30~40%も下がってしまえば、配当金や株主優待を受け取っても「焼け石に水」状態・・・なんてことになりかねません。
東証1部上場のタカラレーベンは1000株を約390,000円で購入できます。その株主優待として5kgのお米がもらえます(2021/03/11時点)。お米5kgといえばスーパーで1800円~2000円ぐらいですよね。
ここでもし、タカラレーベン社の株価が30%下落してしまうと12万円近い損失が出ます。
優待でお米を貰えて嬉しいのですが、12万円も損失を出してしまえば、何キロ分のお米を貰えば元が取れるんだ・・・?となってしまいます。5kg2000円のお米だとすると60袋で12万円分です。
もちろんタカラレーベン社の株価が回復してくれれば問題ないのですが、必ず買値に戻るという保障はありません。

「優待株は一生持ち続けるんだ!売却するつもりはない!」という前提であれば何も問題はありません。
優待がほしいから株を買うといっても、せっかく購入した株が下落して損失が出てしまえば気持ちの良いことではありませんよね。

配当金や優待狙いで株式を保有するのであれば、1つの方針として
景気に左右されにくい業種(インフラ・日用品スーパー・医療関係など)だったり、配当金の「ブレ」が少ない企業を中心に選ぶといいと思います。

皆同じように行動するので高値づかみになりがち

2021年では3月29日(※権利付き最終日)に向けて多くの投資家が高配当銘柄や人気の優待銘柄をどんどん買いますので、それらの株価は3月下旬に向けて上昇する傾向にあります。
3月30日になれば、当該銘柄を売却したとしても、配当金&株主優待は受け取れますので、今度は一気に高配当銘柄や人気優待銘柄が売却されて株価は下落する傾向が見られます。
買った株の配当金や株主優待が「すぐ欲しい」と誰もが思うところですが、ちょっと我慢して3月30日まで待ったほうが狙っている高配当銘柄や株主優待銘柄が安く買える可能性が高いと言えます。

【権利付き最終日】
株主がその銘柄を保有していることで株主優待や配当を受ける権利を得られる最終取引日のことをいいます。配当金や株主優待を獲得するには権利付き最終日の大引けまでにその株式を購入しておく必要があります。

株式投資の大原則に戻ろう

とはいえ、権利落ち後に買ったとしてもせいぜい数%安く買えるかな・・という程度の話です。数日~1週間程度の短期的な値動きを追う投資は上級者向けです。初心者は避けたほうが無難です。

株式投資の大原則は割安株or成長株を保有することです。コロナショックやリーマンショックのような大暴落局面で「何でもかんでも大バーゲンセール!」みたいな相場に頻繁に遭遇することはありませんが、1年のうちに2回ぐらいは株式市場全体が急落する局面に出会います。買うならば急落時です。暴落時に青ざめてあたふたしているということは「間違った買い方をしてしまった」ということです。暴落したら喜んで買いに入るぐらい手元資金に常に余裕をもたせることが投資で失敗しないコツと言えます。

ということで株主優待はあくまでも「オマケ」程度と考えておいたほうが投資で失敗しないポイントです。株価の割安感や企業の成長性を見込んで株式投資を行うことが王道ですので、参考になりましたら幸いです。

 

追伸

ちなみに杉山は、優待目的では一切株式を購入していません。しかし配当金狙いで株式を購入することはよくあります。配当目的の銘柄は基本的に死ぬまで持つつもりで買っています。買う時期は狙っている高配当銘柄が安くなったときに買いますので、配当&優待の権利付き最終日を狙って買うことはまずありません。たまたま権利付き最終日近くに安くなっていたら別の話ですけどね・・・・。

買う金額は一気に何百万も突っ込まずに数十万円ずつ買っていきます。毎年一定金額ちょっとずつ買って、20年後に配当金が毎年100万ぐらい出れば・・・「良い年金じゃん」なんて考えながら運用しております。

「儲ける」ことと同じくらい「リスク管理」が資産運用のポイントです。
取り返しがつかない金額をハイリスク投資に振り分けてはいけません!

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