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2022.06.03 法人向け

【被害甚大】エース社員が辞める理由と対策について解説

あなたの会社は一部のできる社員に頼り切ってはいませんか?

「あの人にお願いすれば期日までに仕上げてくれる」

「今月の予算厳しいけど、あの人が大きな契約を取ってくれるだろう」

できるエース社員が会社の売り上げや仕事の多くを請け負う形になっている会社は少なくありません。

しかし、一部のエース社員に頼り切るのは危険です。

エース社員は仕事が出来るが故に転職に抵抗はありませんし、他社からのヘッドハンティングも少なくありません。

エース社員が突然退職して困ることのないように、まずはエース社員が辞める理由と対策方法についても解説します。

エース社員が退職する理由

会社の方針や経営者に対する不満がある

エース社員の多くは現状に満足しません。どんなに結果を出していようと「もっと成長したい!もっと良い結果を出したい!」と努力や試行錯誤をしています。それなのに、上司は現状に満足し、会社は古い体質のまま変わらない、となるとどうでしょう?

「革新的な取り組みが少なく、成長が見込めない」それを感じたとき、賢いエース社員はもっと自分が成長できる場所を求めて転職の準備を始めます。

正当な評価がされない

営業で結果をだして会社に貢献しても

  • 給料は結果をだしていない同期と一緒
  • 給料がほかの社員より高いんだし結果をだして当然
  • 成果を褒めない、認めない

正当な評価をされていないと、優秀な社員とはいえ、不満が募り気持ちは退職へとむかいます。

成果を出している社員にはそれ相応の対価を払うべきです。昔のような年功序列の時代は終わり、成果報酬型が主流となっています。基本給やボーナスに成果を反映させて目に見える報酬がないと不満につながります。

「それなりの給料を払っているから成果をだして当然だ」、このように成果を認めないことは危険です。やはり成果を褒めてもらえる、認めてもらえるというのは人間の心理学的に大切です。

アメリカの心理学者マズローの有名な学説(5段階欲求)によると人の欲求レベルは5段階あり、上から2番目に高いのが、褒めて認めてもらえる「尊厳欲求(承認欲求)」です。

優秀な人間には成果に応じた報酬とねぎらいをかけるのは会社として必要な施策です。

社内に相談できる人がいない

エース社員でも不安なときや困るときがあります。そんな時に安心して相談できる存在が社員にいないことは仕事をしていく上や自身の成長に対しての不安材料となります。

相談できる相手が社外に存在すればそれは転職やヘッドハンティングのきっかけとなる恐れがあります。

ヘッドハンティングされたため

仕事の相談をしている中でヘッドハンティングや仕事を紹介されたということは少なくありません。

エース社員は向上心から社外でのつながりを積極的にもちます。

堀川慎司氏の著書『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』でも会社でトップ5%に入る社員は「人脈作りのために時間を作る」「社外にリアル人脈を作る」ことに行動を惜しまないと記されています。

〈引用書籍:AI分析でわかった トップ5%社員の習慣/堀川 慎司著〉

普段から社外の人との交流を大切にしているエース社員はヘッドハンティングの機会も必然と多くなります。

向上心のある優秀なエース社員をほかの会社だって欲しいんです。

エース社員が辞める会社の特徴

エース社員に依存している

冒頭に触れたようにできない社員や会社は一部のできる社員、エース社員に依存しています。

あの人がなんとかしてくれるだろう!と。

会社はチームワークで成り立っています。会社の売上を託されてしまったエース社員から不満が出ないわけがありません。

エース社員に依存体質になっている会社は危険です!

できない社員を放置している

上記のように仕事をエース社員に押し付けるような「できない社員」を放置しているならば大問題です。

もしそのできない社員がエース社員と同じような給料など待遇を受けているならば、一刻も早く状況を変える必要があります。

できない社員に対して会社は見て見ぬふりで何の対処もしない会社にエース社員がいつまでも貢献してくれるでしょうか?

時代に合わせて変化していない

政府は働き方改革を推進するために労働基準法などが2019年から順次施行されました。

フレックスタイム制の拡充や時間外労働の上限規制、年次休暇の確実な取得など、その関連法案は多岐にわたります。そんな中、サービス残業を強制したり、法に則った年休の取得ができなかったりといまだに古い体質を維持している会社からはエース社員は離れていく一方です。

社内の人間関係

尊敬できる上司がいるか、いないか、そして同僚などほかの社員との人間関係は、エース社員の定着率にも大きく関わってきます。

出典:リクナビNEXT/転職理由と退職の本音ランキングBest10

リクナビNEXTが実施した転職経験者100人に聞いた退職理由1位は「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」そして3位に「同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった」と人間関係に関わるものがトップ3に2つもランキングしているのです。

人間関係はエース社員の離職率にも大きく関係します。

エース社員の退職がもたらす悪影響

生産性や売上の低下

エース社員が抜けた分の売上などはほかの社員で容易にカバーできるものではないでしょう。

仕事効率の問題だけでなく、先述したようにエース社員は社外の人間関係の構築が上手です。

取引先はプロダクトだけでなく、担当であるエース社員の人柄や能力を買って契約したということも少なくありません。

それによって失った売上の低下を取り戻すのは本当に大変といえます。

退職の連鎖が起きる

仕事ができるエース社員を慕っている同僚や後輩は少なくはないはずです。

もしそんなエース社員が辞めてしまったら後を追って辞める社員は少なからず出てきます。

エース社員の退職は、エース社員の退職だけに留まるわけではないのです。

ベテラン、エース社員の退職を防ぐ方法と対策

 辞める予兆を感じ取る

辞める予兆はたくさんありますが、代表的なものを3つあげておきます。

◆会議での発言が少なくなった

もう会社に貢献する必要がないという見切りからといえます。

いつもは積極的に発言や提案をするのにそれが少なくなったとき、すでに転職活動を始めているかもしれません。

◆有給消化をし始めた

今までほとんど有給を取らなかったエース社員が有給を取り始めたということは転職に向けて何かしらの行動をし始めたり、すでに転職が決定しその次の会社に移るまでの期間で有給を消化したりしている可能性があります。

◆仕事の引継ぎをし始めた

自分しかできなかった仕事や取引先の担当業務などの引継ぎを始めるのも辞める準備の予兆といえます。

 

上記の行動が見られたら正直もう手遅れかもしれません。

よほどの好条件を提示しない限り、考えが変わり退職を思いとどまることはないでしょう。

とはいえ面談を重ね、その中で次からの項でご紹介する内容を提案、交渉をしてみることをお勧めします。

 

正しい評価をする

業務内容や成果に合わせて給料の見直しやボーナスの支給、昇進などの約束を提案するのも良い方法といえるでしょう。

やはり給料やボーナスなど目に見える成果は大切です。そのうえで労いの言葉はしっかりとかけていくべきです。

業務量と裁量の見直し

エース社員は仕事が出来るがあまりに他の社員より多くの仕事を抱えていることがあります。

その仕事量は過剰になっていないか、給料やポジションを越えるほどのものになっていないかを見直すべきです。

またエース社員は仕事がスムーズに進まないことを嫌います。一定の裁量を与えることでその不満の軽減につながる可能性があります。

 

業務内容の見直し

◆簡単な作業をさせない

売上に大きく貢献できるエース社員がだれでもできる仕事を担っているのは非効率です。

それらは別に事務員などを雇うことでよりエース社員は自分しかできない仕事に集中でき、より高い結果を出すことができます。

◆ITの活用

エース社員は無駄なことを嫌います。

ペーパーレスや印鑑レス、外部委託などITを活用し、不要な業務は減らして効率化を高めていきましょう。

働き方も多様化する今、テレワークなどを導入することも必要です。

私の知る人でもずっと退職を考えていた人がコロナをきっかけに完全テレワークになり、退職願望がなくなったと言う人がいます。その人は仕事と家庭とのバランスに思い悩んでいたそうですが、その問題はテレワークになり解決したそうでそれ以外に不満はなく、もう一生その会社にいることを決めた!とまで言っていました。

無駄のない働きやすい環境は退職の有無に関わってきます。ITで無駄を削っていきましょう。

コミュニケーション、ビジョンのすり合わせ

働き方も生き方も多様化する時代です。できる社員、エース社員は仕事が生きがいというのは古い考えです。

効率的に働き、成果を出し、定時に帰宅してプライベートの時間を大切にしたいというエース社員だっています。

会社に何を求めているかはそれぞれです。小まめにコミュニケーションを取り、会社と社員のビジョンをすり合わせる必要があります。

まとめ

エース社員は高い給料がもらえればいいわけではありません。

もちろん成果に見合った給料は必須ですが、それだけでなく、ビジョンや成長など自己実現を求めていることが多いです。

小まめに面談し、ビジョンのすり合わせを行ったり、会社一丸となって時代に合わせた変化をしたりしていくことでエース社員が活力をもって働けて離職を防ぐことができるでしょう。

 

(参考サイト:Theory/マズローの5段階欲求とは?)

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