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2022.04.11 法人向け

従業員ロイヤルティ、エンゲージメントとは? 高めるメリット・デメリット

コロナ禍の影響で働き方が大きく変わった現代。個性や特性を受け入れることも重要視される中で、従業員の「ロイヤルティ(忠誠心)」を高めることの難しさを感じている方は多いのではないでしょうか?

「終身雇用制度」や「年功序列」などがなくなりつつある今だからこそ、どのように従業員のロイヤルティを高めるかが重要です。今回は、ロイヤルティを高める重要性やメリット・デメリットについて解説します。

「ロイヤルティ」と「エンゲージメント」の違いは?

ロイヤルティと似たような言葉に「エンゲージメント」があります。まずは、ロイヤルティの重要性を考える前に「エンゲージメント」と「ロイヤルティ」の違いを理解しておきましょう。

エンゲージメントとは

エンゲージメントは、人材育成等において注目されている言葉の一つです。これは、従業員が会社に対して抱く「愛着心」や「思い入れ」のことであり、「自分の会社(商品やサービス)が好き」という感情を抱きつつ「会社に対しての愛着や貢献の意思を深めること」なのです。

ロイヤルティとは

ロイヤルティは、従業員が会社に抱く「忠誠心」や「帰属意識」のことです。エンゲージメントよりも強い意味を持つ上、若い人たちは「忠誠心」と聞くと抵抗感を感じるかもしれませんが、「社員を服従させる」ということではなく、「簡単に壊れることのない信頼関係」という意味です。

「エンゲージメント」と「ロイヤルティ」の違いは?

これら2つの違いは、「立場」と「思い」です。エンゲージメントは、従業員と会社の立場が対等であるという考え方であり、会社としての思いや方向性がズレている場合にはお互いにすり合わせを行い、合致するようにします。ただし、合致しない場合には離職してしまう可能性もあります。それに対して「ロイヤルティ」は、組織と従業員の間で上下関係が生まれています。ロイヤルティが高まれば、たとえ自分の考えと違っていても「組織の方針に従う」という思いを抱くようになります。

 

従業員ロイヤルティを高めた方が良い理由

現在では、「エンゲージメント」を高めようとする会社は多くあります。ロイヤルティは、エンゲージメントを高めた先にあるものであり、従業員と会社にとって重要なものとなります。

ここからは、ロイヤルティを高めることのメリットとデメリットについて解説します。

 

ロイヤルティを高めるメリット

①離職率が低下する

これは、「エンゲージメント」でも同じことが言えます。終身雇用制度がなくなり、働き方が多様化する中で、企業としてはいかに離職率を下げ、長く働くことができる従業員を確保できるかが重要な課題と言えます。そこで、「ロイヤルティ」を高めることが必要なのです。

現代のロイヤルティは、これまでのように会社が従業員に圧をかけたりするわけではありません。上司たちも自ら成長し、変化し、その姿を見せることでロイヤリティを上げていくことが求められます。

企業としての方向性や思い、それらを立場や役職関係なく全員が見せていくことで、ロイヤルティは向上します。その結果として、離職率は低下するのです。

②長期的な人材育成が可能

①に関わるところがありますが、離職率が低下すれば長期的に人材育成を行うことができます。そうなると、自社としての「専門性を持った優秀な人材」が育ち、商品やサービスの品質が上がり、企業としてのイメージも向上するのです。

従業員としても、自分のできることが増え、スキルが高まることで「やりがい」を感じ、自社への思いは高まっていきます。

③社員のコンプライアンスに対する意識が高ま

ロイヤルティを高めると、自然とコンプライアンスに対する意識も向上します。SNSが当たり前のように使われている現代では、企業もSNSによってマーティングを展開することは珍しくありません。また、個人アカウントでも社名を公開して運用している人は多くいます。

その分、思いがけない発言で「炎上」してしまうケースもあり、結果的に企業イメージをダウンさせてしまうことになります。

しかし、会社への思いがしっかりとあるならば、自然と「コンプライアンス」は守られます。「企業の一員である」という意識が強くなっていくのです。

 

ロイヤルティを高めるデメリット

①忠誠心=服従というイメージがある

「年功序列」や「終身雇用制度」の中で働いてきた人たちは、会社への忠誠心=服従というイメージをどうしても持ちがちです。しかし、現代の「ロイヤルティ」はそうではありません。経営者や管理職として働いている人たちが「ロイヤルティ」に対しての古い意識を持ったままだと、良い方向に動くことはありません。

②従業員の思いが反映されない可能性がある

ロイヤルティの高め方を間違えると、企業や組織の方向性に対して自分の意見を持つことなく、「ただ、なんとなく」流されてしまいます。それは「ロイヤルティ」が高まっているわけではなく、従業員が考えることをやめてしまった状態であり、企業も従業員も誰にもメリットはありません。

これまでの企業や組織で一般的であった「忠誠心」の考え方を変えられるかどうかが、とても大切なのです。

【参考URL】

https://www.wel-knowledge.com/article/engagement/a102#link3-2

 

 

ロイヤルティを高める方法

では、実際に従業員のロイヤルティを高めるにはどうすれば良いのでしょうか。今回は、明日から使えるような方法をいくつかピックアップしてご紹介します。

①企業の理念や沿革、強みを共有する

まずは、企業の理念やトップの思い、組織の歴史などをしっかり学び、「自分達は自社の事業を通してどういったことで社会に役立とうとしているのか」を理解します。ロイヤルティを高めている状態の社員は、すでにエンゲージメントが高いですから、深く理解すればするほど自社への思いは強くなり、ロイヤルティが高まります。

なお、この時には動画を見せるのではなく、上司や経営陣が直接語るのがポイントです。

②全員が当事者意識を持てるようになる

ロイヤルティを高めるための二つ目の方法は、「全員が当事者意識を持つ」ということです。自社で起こった良いことも悪いことも、「自分のこと」として意識を持つことで、ロイヤルティは高まっていきます。そのためには、「自分は自社内でどういった業務(役割)を担っているのか」を理解したり、「業務が与える影響」を理解することが重要ですし、上司や経営陣が誰よりも「当事者意識」を持って行動することが大切です。

③社内でのつながりを重視する

従業員のロイヤルティを高める方法として、従業員と経営陣の「つながり」を大切にできるかどうかがあります。企業規模に関係なく、「自分を見てくれていない」「正しく評価されていない」「そもそも話す機会がない」といったことから経営者や上司との関係性が希薄になり、ロイヤルティが下がってしまうことがあります。

逆を返せば、従業員とのつながりを大切にしているだけでもロイヤルティが高まるきっかけを作ることができるのです。

長く働きたいと思える組織づくり

今回は、従業員のロイヤルティを高めることの重要性などについて解説しました。

幅広い年代の人や様々な価値観を持つ人と働く中で、「もう辞めようか」と思うことは、誰にでもあります。そんな時こと、「組織が社会貢献のために何をやっているのか」「自分はどんな役割を担っているのか」ということが明確になると、働く上で起こるトラブルやネガティブなことにも動じることなく働くことができるものです。

「この会社で働き続けたい」「目標に向かって頑張っていきたい」という気持ちづくりは、「働きやすい組織づくり」に直結しているのです。

今回の記事を参考に、従業員のロイヤルティ向上に力を入れてみてはいかがでしょうか。

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