2024年5月13日 更新
ここでは、ネット上に転がっている様々な「お悩み・お困りごと」を杉山が独自視点で
【勝手に相談に乗って】、【勝手に回答していきます】!
【質問】NISAのつみたて投資枠と成長投資枠でがどっちがお得ですか?どっちを続けるべきですか?
杉山の考えとしては・・・
NISAは2024年1月より新NISAへ刷新されました。
金融庁の新NISA解説ページがシンプルで分かりやすくまとまっていますのでURLから確認してください。
金融庁 NISAを知る NISA特設ウェブサイト
新NISAの概要 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
非課税保有期間 | 無制限 | 無制限 |
口座開設期間 | 恒久化 | 恒久化 |
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有期間 | 1800万円(成長投資枠は左記金額のうちの1200万円まで) | |
投資対象商品 | 長期積み立て・分散投資に適した一定の投資信託(金融庁の基準に適合した金融商品) | 上場株式・投資信託等 |
対象年齢 | 18才以上 |
新NISA制度のポイント 5つ
- 非課税保有期間が無制限
- つみたて投資枠と成長投資枠が併用OK
- 年間投資枠が増えた(年最大360万円)
- 非課税保有限度額は1800万円(買付金額ベース)
- 非課税枠の売買による再利用が可能
現役世代はつみたて投資枠をまずは利用するといいでしょう。年間120万円(毎月10万円上限)の非課税枠を次利用し、つみたて投資を行うことができます。長期運用により複利効果の恩恵を受けることが期待できます。
成長投資枠は年間240万円を上限に株式や投資信託を一括購入する場合に利用されます。20代~30代前半の現役世代が預金とは別に株や投信を毎年100万円超も投資していくのはかなり大変です。
※※参考としてこちらでは貯金が出来ない人の特徴とその対策について解説しています。貯金がうまく出来ない!という人はぜひお読みください。※※
ですから毎月少額から積み立てていくことができるつみたて投資枠のほうが現役世代に向いています。
・公的年金制度が信用できない
・老後、お金に苦労せずに生活したい
・将来が不安だからせめてお金に困らないようにしておきたい
といったような不安やお悩みを持っている人は手っ取り早い対策はつみたて投資枠を活用していくことです。
さらに余裕がある人はidecoも併用しておけば、ひとまず老後2,000万円問題はクリアできるだけの資産を作れるでしょう。
2024年5月13日 更新
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