ここでは、ネット上に転がっている様々な「お悩み・お困りごと」を杉山が独自視点で
【勝手】に相談に乗って、【勝手】に回答していきます!
【質問】結婚して3年、そろそろ子供が欲しいけど全然貯金ができていない
杉山の考えとしては・・・
【質問】
結婚して3年目でそろそろ子供がほしいのですが、貯金が全然できていませんし、保険などをどうすればいいのか分からず悩んでいます (29才 女性 会社員)
貯金、難しいですよね。夫婦共稼ぎだと交際費などの使えるお金も多いですから、世帯所得は十分あるのに全然お金が貯まらないというケースは多いです。
安定して貯蓄をしていくには収入を上げることも大事ですが、給料やボーナスを簡単に増やすことは出来ませんよね。
そこで家計を見直しつつ、手っ取り早く毎月の貯金を捻出する方法を紹介します。
皆まっさきに手を付けるけども、貯金には全然効果がないこと
貯蓄をするために、節約をすることは大事です。
「さぁ、お金を貯めるために無駄を削ぎ落とすぞ!」
「節約するぞ!」
と張り切って節約を始めるのはいいんですが、手間ばかりかかって貯金にはつながらない事があります。
例えば下記のようなこと。
- 電気をこまめに消したり
- 水道を節約したり
- 安いスーパーをハシゴする
- 5km先の安いガソリンスタンドに行く
こういったことは手間が掛かる割には節約できるお金は微々たるものです。
安いスーパーを車でハシゴなんてした日には余計にガソリンを消費するわけですから、支出を減らすどころの話ではありません。
仮に車で15分、10km先のとっても安いガソリンスタンド(近所のスタンドよりリッター5円安い)に行く場合、満タン50リッターをいれたとしても1回あたり250円ぐらいしか変わりません。
電気をこまめに消したり、安いスーパーをハシゴ、についても同じことがいえます。
節約・倹約で大きく支出を減らすたった1つのコツ
ですから節約を始める場合、何を見直すべきか、というと
ズバリ、家計の中で支出の大きい項目です。
「大きな支出をガツンと減らす」ことが節約のコツです。
毎月もらう給料の中からどんな事やモノに沢山お金を支払っているのでしょうか?
総務省の統計からみるとトップ5は下記のとおりです。
①家賃
②食費
③車両費
④通信費
⑤交際費・保険
見直すべきお金の使いみち①
見直すことで節約効果が大きいものは、なんと言っても家賃です。
家を買ってしまった人は対象外ですけども
賃貸住宅に住むひとは家賃を毎月いくら払っているか思い出してみましょう。
一般的に家賃の相場は給料の1/3ぐらいが上限です。
仮に月10万円の賃貸マンションで過ごしている人が7万円のマンションかアパートに引っ越せば毎月3万円の支出が減らせます。
節約効果は高いですよね。
ただ、注意点として、引っ越すには初期費用や引越し費用などの諸経費が20~40万円ぐらいドカンと出ますので
家賃・住居を見直すタイミングはよく検討しましょう。
見直すべきお金のつかいみち②
次に見直すべきは、通信費です。スマホの料金ですね。
格安SIMや各キャリアが近年、定額プランを出しています。
(ドコモならahamo)
それらを利用すれば毎月のスマホの使用感を変えずに労せずして月あたり2000円~3000円は安くなるはずです。
4人家族なら4人分見直せば毎月1万円以上もの支出を減らせる可能性は十分にあります。
見直すべきお金の使いみち③
次は、車ですね。車両費は馬鹿になりません。
- 車本体を買うお金
- ローンを組むなら毎月のローン代
- 毎年の税金(7,500円~4万円前後)
- 2年に一回の車検費用(7万円~12万円)
- 任意保険(年間2万~4万円)
- 他メンテナンス代
車の年間維持費は1台あたり少なくとも20万~30万円はかかります。
こう見ると車持ってるの馬鹿らしくなりますよね。
ガソリン代の半分は税金だし、何かやるせなくなっちゃう。
独身で都市部に住んでいるならば車は必要ないでしょう。
タイムスのカーシェアで十分です。
しかし・・・
車に関しては地方に行くと、贅沢品ではなく生活必需品ですから大きな支出となります。
排気量の大きい車ではなく軽自動車に乗り換えるのはいいのですが、
最近の軽自動車はランニングコストが安いけども、本体価格が高い。困ったものです。
いずれにせよ車を手放せるならば年間数十万円単位で支出を減らせます。
見直すべきお金の使いみち④
次にみなおすべきは、民間保険です。
保険は賛否両論ありますが、掛け捨て死亡保険(ネットで)だけで大丈夫だと私は考えています。
実際に死亡保険しか加入してません。
昨今、超低金利(ほぼ0)が続いていますから貯蓄型の保険なんか加入するメリットって???です。
金利安いなら外貨保険がいいじゃないかって?
いや、だったらストレートに外貨定期か外貨建債券を買ったほうがいいですし、僕ならそうします。
民間の保険に毎月3万円も4万円も支出している方はゴッソリ見直して無駄を削ぎ落とす余地が十二分にあります。ぜひ信頼できるフィナンシャルアドバイザーに相談してみてください。
【番外編】見直しちゃいけない事①
見直すべき家計支出をつらつら書いてますが、逆に見直しちゃいけないこともあります。
例えば、交際費です。
交際費を削りすぎるともう、心が荒みます、ツライです。
ペンペン草も生えないような焼け野原みたいな心境に叩き落されますから注意してください。
専業主婦世帯が一家の大黒柱に「はい小遣いね」といって2,3万円渡すことについては賛否両論ありますが・・・まぁ、あまりオススメしません。仕事のやる気、出世欲、稼いで家族を楽させるぞ、という気持ち全てがしぼんでしまいます。
ですから交際費については「さすがに遊びにカネ使いすぎやろ」というケースのみ見直しに着手しましょう
【番外編】見直しちゃいけない事②
食費です。食費を見直すのは例外を除いてやめましょう。
朝昼晩、普段の食費を見直すのはあまりオススメしません。栄養バランスなどを考えて
スーパーで食材を選ぶ人が多いはず。節約のために、この食材はちょっと買うのやめておこう・・
というのはいいこではありません。
それに旬の食べ物にはちょっとお金かけたっていいじゃないですか。
3月なんてタケノコですよ。タケノコごはん最高ですよ。一人でコメ3合ぐらいペロリです。
夏なんて採れたてのきゅうりとトマトを冷やして塩で食べる、たまらんですよね。
話もどして・・・
もし普段の食費を圧縮したいなら下記のことにまず手を付けましょう。これだけ無駄な支出は削ぎ落とせます。
- 事前に買うものをリスト化しておく
- 空腹時に買い物にいかない(空腹だと余計なものを買ってしまう)
- 毎日スーパーに行くのではなく週末に一週間分買いだめする
お腹が減っているときに買い物すると余計なモノをかってしまうので注意しましょう。
毎日スーパーにいくとその都度無駄なものをかってしまいがちなのでできれば週イチまとめ買いがいいでしょう。
ということで食費を削るというのは本当に最後の最後です。
ちなみに食費といっても外食は違いますよ。外食は食費ではなく交際費に分類されると思います。
家族4人で週に3回も4回も外食を繰り返すなら見直す余地ありです。
お金の面でも支出が大きいですが、それ以上に健康ですね。
外食続きの生活だと30才すぎると太ります。血液検査の結果が明らかに悪化します。
食は体の元となります。変な節約はやめましょう。
【最後に】お金が貯まらない人の特徴・厳選2トップ
- セール、バーゲンが大好きな人
ドキッとした人、多いのではないでしょうか。
セールをしているとついつい、モノを買ってしまいがちです。でも、それ本当に必要なものでしょうか?
「安いから」という理由だけでモノに飛びつくのはやめましょう。
バーゲンでは買わないと自分でルールを作っておくだけでも無駄な出費は減らせます。
- お金が入ればモノを買ってしまう人
これも、お金が貯まらない人の大きな特徴です。
「給料が入ったから」
「ボーナスが入るから」
「臨時収入もらったから」
理由は色々ありますが、お金が入るとすぐにモノを買ってしまう人は年収が高くてもお金は
貯まりません。
貯金するコツ、資産を増やすコツ、お金が貯まるようにするコツ
は「資産で資産を買え」です。
給料・ボーナスが入れば、最新のアイフォンを買ってもいいんです。
いいんですが、お金をモノに替えるよりも、
おカネを金融商品だったり、小口不動産だったり、何かしら資産を生み出す資産にどんどん振り分けていく。ということが貯蓄(資産を増やしていくには)とても大事です。
お金を貯める、増やすという観点ではこちらの記事「1億円貯めるにはどうすればいいですか」もオススメです。
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