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顧客事例

投資・財産

音信不通の相続人による相続トラブルを回避できた遺言状の活用事例

ご相談者

神奈川県在住

50代

男性

家族構成

夫・妻

POINT

  • 音信不通の相続人による相続手続きの停滞を回避
  • トラブルを想定した「貸付金の清算」明記
  • 実際に兄が現れた際も、遺言の効力で冷静に対応

当サイトで紹介する顧客事例は、顧客のプライバシー保護を最優先とし、個人が特定される情報はすべてマスキング・加工を行っています。
また、掲載する事例は、一般の方にとって再現性や判断材料として有益性が高いと判断したものに限定しています。
特定の商品や取引を推奨する目的ではなく、あくまで意思決定の参考情報としてご覧ください。

ご相談のきっかけとお悩み

ご相談に至った経緯を教えていただけますか?

うちの母が高齢になってきて、「そろそろ相続のことも考えないと」と思っていたタイミングで、杉山さんに相談しました。 一番の問題は、兄の存在でした。もう何年も連絡が取れてなくて、しかも昔、国内でトラブルがあってしばらく音信不通だったことがあるんです。

そのような状況で、何に悩んでいましたか?

兄が音信不通のまま母が亡くなったら、相続手続きは一体どうなるんだろう?と心配になったんです。母はそれなりの資産を持っていたのでトラブルになるような予感が何となくしていたんです。最悪、失踪宣告の手続きをしないといけなくて、相続手続きが終わるのに7年くらいかかる場合もあるって聞いて…正直、気が遠くなりました。
また、兄は母が亡くなったと知ったら、相続財産をあてにして、金の無心に来るんじゃないかという不安が常にありました。

※複数の相続人のうち誰かが連絡が取れない場合、遺産分割手続きが円滑に行えない可能性が高くなる。その場合、生死不明であるという趣旨の失踪宣告手続きを経ないといけないため、相続手続きを終えるのに7,8年、それ以上かかる場合がある。

杉山からの提案

杉山からは、どんな提案がありましたか?

「今のうちに公正証書遺言を作っておくのはどうか」と。 さらに、兄が母から借りていた多額の金を「貸付金として帳消しにする」ことを、遺言に明記しておけば、将来的に兄が遺留分を主張してきても法的に回避しやすくなると説明されました。すごく論理的で、なるほどと思いましたね。

※個別具体的な相談については、税理士や司法書士、弁護士等の専門家と連携し、顧客の問題解決に役立てています。

その後の展開

実際に遺言を作成された後、どうなりましたか?

遺言を作った半年後に母が亡くなったんです。で、驚いたことに、兄が突然、葬儀に現れたんです。あとで分かったことですが、兄は親戚から母が亡くなったことを聞いたみたいです。 何の連絡もなく葬儀に来て、「俺の取り分はどうなってるんだ」って。その後も相続財産について何度も電話がありました。

そのときに、母の遺言書とその内容を伝えたら、兄は一言も言わずに引き下がりました。

弁護士を立てるような展開には?

正直、「これもう弁護士案件かな」と覚悟してました。でも、遺言という法的な裏付けがあったことで、それ以上のトラブルにならなかったので安心しました。まさに備えておいてよかった、という実感です。

同じ悩みを持つ方へ一言

身内の問題は、他人には相談しづらい。でも、放っておくと自分が損をするし、精神的にも追い込まれる。特に身内に関するトラブルだといったい誰に相談したらいいか分からず本当に困ってしまいます。母がいよいよ高齢で体調が悪化してきたので、やっと私は動いたわけですが、何もしていなかったことを想像するとゾッとします。早めに動くのがいいんだろうなと、それが一番です。

担当コンサルタント

ウェルス・マネジメント研究所 所長 杉山 広

杉山 広

ウェルス・マネジメント研究所 所長
資産運用コンサルタント

証券会社にて個人顧客を中心に資産運用コンサルティングを行い、2015年にウェルス・マネジメントアドバイザーとして独立。 自ら証券投資、不動産投資、民泊運営を実践しています。ウェルス・マネジメント研究所では、投資に関する情報発信を主軸に、「判断を誤らないための知識と視点」を提供しています。投資判断を支える情報発信をする中で、より個別具体的な整理が必要な場合に限り、 その延長線上で個別コンサルティングを行っています。
1985年生まれ。大阪府出身、横浜市在住。趣味はサーフィン。